人間関係

人間関係に悩んだ学生時代、それは社会人になっても貴重な経験になったお話

学生時代、人間関係にずっと悩んできました。
そんな私が学んだことを書かせていただきます。
nikkyさん(女性・30代前半)

「人間関係」に関する悩み、学校でも、職場でも一度はぶつかったことのある方も多いことではないでしょうか。

人間関係で悩んでいるときは、その場に行くだけでもとてもつらく、つい考え方も後ろ向きになってしまいがちです。

ですが、果たしてその場で一番大事なことは「人間関係」だけでしょうか。

今「人間関係の悩みでつらい」という方は、一度立ち止まって「何が今大事なのか」を考えてみてはいかがでしょうか。

人間関係で悩んで「その場」を離れるのはもったいない

え、一体どういうこと?

と思う方も多いと思いますが、

例えば、

  • 仕事先での人間関係がつらくて、
  • 今すぐにでも仕事を辞めたい、
  • でも仕事内容には満足している、

というとき、

わざわざ人間関係が良くないからという理由で、満足している仕事を辞めてしまうのはもったいない

ということです。
「人間関係」で悩んでいるときは、必ず「相手」がいると思います。

その「うまくいっていない相手」のために、自分にとって「プラスになり得る」場所を失う必要があるかと考えると、
「それはもったいないな」と改めて考えることができるということもあります。

自分にとって何を一番に優先したいかを考えてみる

学校でも職場でも、人間関係に悩んだとき、まず「自分にとって何を一番に優先したいか」を考えると、今の自分がどこに目を向けることが大切か、を感じることができます。

例えば、学校であれば学校は友達を作るためだけに行っているわけではありません。

義務教育だとしても、「勉強をする」「スポーツをする」「本を読む」と、学校でできることはいろいろあります。

その時間を

「友達や人間関係がうまくいかなくて悩む」
ということだけにスポットを当ててしまうより、

もっと違う視点に目を向けて、
「図書館でいい本を見つけてみよう」「将来はこんなことがしたいから先生に相談してみよう」

といったことに目を向けると、

自分にとって
「プラスになること」を考えることができるので、
とても有意義な学生生活を送れます。
職場であれば、

「この業務をもっと効率よくするために、他の人に相談してみよう」「子どもと〇〇に行くために頑張ろう」と、

「うまくいっていない人」とのことを考えるより、「自分にとってプラスになる部分」に目を向けると、

少し心の重りがとれるような感覚になることもあります。

人間関係で悩んでいるときは物事を「後ろ向き」に考えがち

人間関係で悩んでいるときは、

どんなことを考えても「もし〇〇だったら」「どうせ○○と言われるんじゃ」といった、

後ろ向きな考えになりがちですが、そういったときにも

「何を優先したいか」に目を向けると
「こんなこともできるな」「私はこうしたいからやってみよう」

と、自分の利点やいいところ、やりたいことに前向きにスポットをあてることができます。
人間関係で悩んでいるときには、なかなか難しいときもあると思いますが、人間関係でトラブルやうまくいっていないときは「後ろ向きになってしまう」という気持ちをさらに攻撃されることもあります。
そんなときは、「何を優先したいか」を考えることで、少しでも自分の気持ちをプラスにもっていくことで、自分の気持ちを動かしていくことができるかもしれません。

他のことに目を向けると周りの状況が変わることも

それまで人間関係に悩んでいたのに、他のことに気持ちを向けたことで周りの人も

「それ、何?」「こんなことがしたいの?一緒にやってみよう」「何か考えているなら力になるよ」

と、第三者の人から声をかけられることで、少しずつ状況が変わるといったこともあります。
仕事であれば

「一人で何か進めているな」
「いつも一人で何かしているけど、どんなことをしているのかな」
「助けられることや相談があればサポートしてあげようかな」

といった声があがることもあり、そうなることで自分自身の仕事にも勢いがついてきます。
学校であれば

「1人だけどどうしたのかな」
「声をかけてみようかな」

という子も出てきて、新たなコミュニティーを作るきっかけになることもあります。
そういった意味では、時間が解決するといったこともあるかもしれませんが、

自分がまず「人間関係に悩んでいる」ということからいったん「離れる」ことで、

新しい風を生むことができるといったこともあります。

 

ずっと「人間関係」のことに目を向けているよりいったん離れることも大事

そういったことを考えてみると、人間関係に悩んでいる、ということにずっと目を向けているより、いったん離れてみると新しい道がひらけるということもあります。
それは、今まで「人間関係」で悩んでいたエネルギーが他のことに目を向けることで、違う方向へエネルギーを送ることができるので、
自分も気持ちが楽になり新しい流れをつくることができるということでもあるのではないでしょうか。
複数の相手に対して悩んでいるときは、その「悩んでいる」ということに対して、さらに攻撃をしてくることもあるので、そうなると相手の思うつぼになってしまいます。
そんな相手は、自分たち以外の「第三者」が入ってくることを嫌がる、とたんに攻撃してくることをやめる、といったこともあります。
特に、「はっきりとした理由はないけど、何となく」攻撃してきている場合は、その傾向が多いように感じます。

もし「人間関係」悩んでいて、常にそのことを考えて気持ちがつらい、というときは、人間関係以外のことに一度目を向けてみてはいかがでしょうか。
そうすることで新たな道筋を作ることができて、今までと違う流れを作ることができるかもしれません。
自分の持っているエネルギーをぜひ、自分のために発揮していきたいです。

今、人間関係で悩んでいる方へ

人間関係で悩むときは、

「〇〇ができない」
「もっとこうしたい」

といった具体的な悩みよりも根が深く、
なかなか解決の糸口が見えずに悶々と悩むことが多いと思います。

そんなときに人間関係に悩んでいる対象の相手に、

「直接話をしましょう」
「何か言いたいことがあるなら言って」

と、直接接触しても、前向きな解決になることはそう多くないと思います。

また1対1で悩んでいる場合もあれば、複数の相手に対して悩んでいるときもあり、職場の上司だったり先輩、同僚だったりと、その相手もさまざまです。

人間関係で悩んでいるときに、両者が「前向きに」わだかまりを解決できれば一番いいのですが、実際にはそう簡単にはうまくいかないのがほとんどです。

人間関係に悩んでいるときに、そのことに対してさらに悩んだり、思いを馳せてしまうとさらに状況が悪化する、といったことも少なくありません。

相手を刺激してしまうことで状況を悪化させてしまうこともあるので、人間関係に悩んでいるときは「自分に」目を向けてみるといいと思います。

そうすることで、

「自分にとってプラスになる行動」

に目を向けることができるので、他のことに意識を向けることができます。

とはいっても、なかなかそう簡単にはいかない、ということも多いと思います。

そんなときは無理をしないで立ち止まって考えてみる、ということをするだけでも何かが変わるということもあるかもしれません。

「人間関係で悩んでいてつらい」というときは、まず「優先順位は何か」を考えて
「自分にとってプラスになる行動」を意識してみてはいかがでしょうか。