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今回は、愛妻がモラハラ妻に変貌したのでこれを改善するコツを教えてという案件になっています。
恋愛で結婚した最愛の妻が、なぜかモラハラ妻に変貌しました。想像もしなかった妻の変貌で生活は大混乱に沈淪しました。このモラハラ地獄から脱出するコツを花園弁護士が解説しています。
Contents
花園弁護士のモラハラ妻相談のカウンセリングは！
よくわかりました。愛妻のモラハラを改善することはできます。その手掛かりとしてモラハラ妻のアイデンティティを確認し、これを前提として、具体的なモラハラ改善のコツを解説いたします。
モラハラ妻の特徴は？
まず妻のモラハラ改善対策を解説する前提として、「モラハラ妻」とは何かを考えてみましょう。
いま話題の「モラハラ」は、フランス語では harcèlement moralといい、モラルによる精神的な暴力でモラルハラスメントを略して呼んでいます。
具体的には、相手を無視したり、暴言を吐いたりなどして、その人を精神的な苦痛をあたえ自分の思いどおりにコントロールしようとする悪質なものです。
- 自己中心主義の性格で、自己愛的に行動を起こしやすい人、
- 自分が一番正しいと考えている人
が、モラハラの加害者になりやすいといわれます。
あなたのパートナーにはこうした傾向はありませんか？
モラハラ妻の特徴に対応した改善対策
それでは、「モラハラ妻の特徴」を探ってみて、個々の特徴に対応したモラハラ改善の対策を解説していきましょう。
モラハラ妻は自分の非を認めない
モラハラ妻は、「自分の非を認めない」傾向があります。自己中心主義で、自分が絶対に正しいと信じていますから、自分に落ち度があるトラブルでも、自分の非は認めません。
夫に非がないのに「あなたが悪い」と自分の責任を夫になすりつけ、一方では、弱弱しく夫にしがみつき、泣きつづける妻も見られます。
そうではなく強硬な女性に豹変して、夫の過去の失敗を理不尽に責めるケースもあります。
しかしモラハラ妻が攻撃してきても、反撃はおすすめできません。
「そうだったか」といったんモラハラ妻の責めを受け止めて、「君がそんな風に思うのは僕も心苦しい。」と共感をするほうが良いでしょう。
モラハラ妻は豹変する！
モラハラ妻は、結婚後夫の気持ちを掌握したと信じこんだその瞬間に悪女に豹変してしまいます。
冷静に立ち向かえる夫であれば、自分ではなくこれは妻自身に原因があると思えるのですが、
妻の豹変ぶりに腰を抜かした夫は、それは自分のせいなのかと自分を責めて悩む場合もあります。
妻が別人のように豹変しやすい時期は、結婚してすぐ、妊娠してから、そして出産直後などでしょう。
「愛妻」が「モラハラ妻」に豹変したからといって、彼女を攻撃するとか、批判するといった行動は禁物です。これをすると妻は激高して、モラハラは改善できないだけでなく、かえってモラハラを増長させてしまいます。
なにをされても、「これは病気だから仕方ない」と受け流すようお奨めします。
妻のモラハラは密室で起こる！
妻のモラハラは密室で起こるといわれます。ですから妻を一人だけにする時間を減らす工夫が大切です。入浴は夫婦一緒に、ベッドもダブルにしましょう。寝室を夫婦別にしないようおすすめします。
モラハラ妻は悪いことは夫のせいにする！
モラハラ妻は、トラブルが起きるとなにかにつけて夫のせいだとして、責任を転嫁する傾向があります。
だからといって、夫は安易には妻を批判しないことです。かえって妻のモラハラが酷くなるからです。
モラハラ妻は都合が悪くなると無視する！
モラハラ妻は都合が悪くなると、自分の非や不利なことは無視する傾向があります。
愛の夫を攻撃して、反撃されてしまい反発できなくなると、自分に不都合なことは無視して逃げるのです。
そうすると、無視された夫は苦痛になり、やむなく夫は妻にしたがい、結果的には妻が優位になります。
だからといってこれ以上、反発するとかえって悪化してしまいますから、そっとしておくようお奨めします。
モラハラ妻は夫に厳しく自分に甘い
モラハラ妻には、夫に厳しく自分に甘い傾向があります。
だからといって、夫は妻を厳しく批判しないことが大切です。
あまり厳しく批判すると、妻のモラハラはさらに酷くなりかねません。
モラハラ妻は役割を押し付ける！
モラハラ妻には、役割を夫に押しつける傾向があります。
たとえば、妻から、「あなたは夫としての役割を果たしていない」と、たしなめられると夫は反発したくもなりますが、反発しないで、「ああ、そうか。悪かったね」と受け流すようにしましょう。
モラハラ妻は文句や指示が多い！
モラハラ妻が夫に役割を押し付け、夫がそのこれを無視したり、ことわると、妻は文句をいいます。ときには、文句どころか、ここせよ、ああせよと夫に指示します。
ここで反発しないようにしましょう。軽く受け流すようお奨めします。
モラハラ妻の対策を！
そうはいっても、こんな妻のモラハラをどのように対策ができるか、疑問をお持ちでしょう。
妻が生まれ育った環境などから、自己中心主義の哲学で完全に生きているでは、その性格が変わることは簡単ではないでしょう。
しかし、精神科で受診して専門家のカウンセリングを受ければ、性格を改善する途が開けることもあるでしょう。
いずれにしても、妻がモラルハラスメントでは、夫婦間の生活の改善を工夫するのが対応策の基本姿勢となります。とりわけ精神生活を豊かに改善する工夫が大切になります。
豊かな心で夫婦が協力して精神的に安定した生活を続けられれば、妻のモラハラを改善できるでしょう。
相思相愛の夫婦間で協力しあい、妻のモラハラを改善して健康寿命を全うするようお奨めしましょう。
フジタ
法律事務所勤務を経て、法律研究所を設立。司法試験の受験を指導、多数の合格者を輩出してきた。
法律とともに、心理学の専門家でもある。
